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少林寺について

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静かなまちの中に、心を調えるお寺。

大阪市中央区高津にある少林寺は、臨済宗妙心寺派に属する禅寺です。
古くから地域の方々に親しまれ、法要やご供養を通じて心のよりどころとして歩んできました。

都会の中心にありながら、境内には静けさが広がり、訪れる方が自然と心を落ち着けられる場所です。
時代が移り変わる中でも、人と人とのご縁を大切にしながら、地域に開かれたお寺として歩みを続けています。

住職

禅のこころ、今この瞬間を大切に。

臨済宗は、中国の禅僧・臨済義玄を祖とする禅宗の一派で、「今この瞬間を生きる」という教えを大切にしています。

その中でも妙心寺派は全国に多くの寺院を有し、「身心一如」「日々是好日」など、心を自由に保ち、日々を丁寧に生きる禅の精神を伝えています。

少林寺でもこの教えを受け継ぎ、坐禅や法要を通じて、忙しい日常の中でも心の静けさを見つめる時間を大切にしています。
誰もが穏やかに、今を生きる力を取り戻せる場所でありたいと願っています。

住職 石田 信行

静かな境内に息づく庭園

重森三玲氏による造形

静けさの中に、やすらぎのある場所。

少林寺の境内には、昭和期を代表する造園家、重森三玲氏による枯山水様式の庭が整えられています。氏が石組と白砂を駆使して構成したこの庭園は「三列七五三石」と称される石組の配置を特徴とし、書院から眺めた際に三層の山並みが連なって見えるよう工夫されていると伝えられています。

10メートル四方ほどの小規模な空間ながら、伏石・横石・立石のバランスが緻密に吟味されており、静けさと奥行きを同時に感じさせてくれます。

当寺がこのような名作庭を有していることは、地域における文化資源としても大きな意味を持ち、訪れる方々に「ただ参拝するだけではなく、庭を眺め、心を調える」体験を提供しています。氏が「永遠のモダン」と評された造形理念を、少林寺の庭でも感じていただければ幸いです。

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臨済宗妙心寺派の教え

宗旨及び教義

お釈迦さまの正法を相承がれた初祖達磨大師、宗祖臨済禅師、さらに開山無相大師に及ぶ流れの禅を宗旨及び教義とします。

坐禅と公案、そして日常生活

臨済禅は坐禅の実践を重んじ、師から与えられる公案(こうあん)の参究を通じて本来清浄なる自己の本性を体得することを要とします。

公案は祖師の言行から採られた「全身全霊で究明すべき問い」であり、参究を重ねて覚りに至り、衆生のために働く道がひらかれると説かれます。

生活信条(妙心寺派の指針)

妙心寺派は、誰もが日々実践できる生活信条を掲げています。
・一日一度は静かに坐って、身と呼吸と心を調えましょう。
・人間の尊さにめざめ、自分の生活も他人の生活も大切にしましょう。
・生かされている自分を感謝し、報恩の行を積みましょう。


また信心のことばとして、「わが身をこのまま空なりと観じて静かに坐る」「衆生は本来仏なりと信じて拝む」「社会を心の花園と念じて和やかに生きる」ことが示されています。これらは在家の方の日常実践の道標です。

歴史と位置づけ

正法山妙心寺は臨済宗十四派のうち最大の本山で、全国約3,300ヵ寺に法流が広がっています。

師資相承(師から弟子への法の伝持)が連綿と続くことが禅の大きな特徴であり、妙心寺派もこの正伝の系譜を重んじます。

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少林寺では、法要やご供養、永代供養墓のご相談など、仏事に関するあらゆるご相談を承っております。
宗派やご事情を問わず、どなたでも安心してご相談いただけます。
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